以前壊れたDellのOptiplex790の電源ユニットをよく調べてみました。
理由は電子部品を発注するついでに、電源ユニットの故障部品も注文しようと思ったからです。

電源ユニットのMOSFET付近のセラミックコンデンサが爆発して割れています。

681K 1KVのセラミックコンデンサなので680pF 1000Vの高電圧セラミックコンデンサです。
単品で買うと100円くらいします。
コンデンサが吹き飛ぶような故障はその周辺部品も壊れている可能性があるのでチェックしてみると

基盤の背面が焦げていました。

尋常じゃないくらい焦げていましたw

焦げている部分を掃除したらプリント基板もろとも剥がれてしまいました。

右下の消し炭はゴミじゃありません、多分チップ抵抗だったものですw
プリント基板が剥がれていますし、チップ抵抗が消し炭になって抵抗値も確認出来ないので、
もう一台のOptiplex790の電源を分解して確認するしか無いですねorz
あと、電源回路を眺めていて気がついたのですが、Dellの電源ユニットってヒューズが無いんですね。
高圧側のプリント基板上にチップ抵抗を使っているのでもしかして樹脂カバーのヒューズを使っているのかも?と思って探してみましたが見当たりません。
あと、抵抗みたいなひょうたん型のヒューズもあるのでそれかと思いましたが、やっぱり見当たりませんでした。
まぁヒューズがついていればプリント基板が消し炭になるくらい焦げる筈ありませんからねw
とりあえず火事にならなくて良かった・・・まぁ今はATX電源を使っているのでDellの電源ユニットを使うことは二度と無いと思います。
DellのスリムケースPCの電源ユニットをそのまま使っている人は注意した方がいいかもしれません。
もしDellの電源ユニットを使う気なら今すぐ分解してヒューズを追加した方がいいです。