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サージ電流 >パナソニックの子機電話の無接点充電器(PNLC1058 PNLB2336ZA-RC)の修理

(だいぶ前に)バリスタが届いたのでサージ電流で壊れた子機充電器を修理します。

ダイソーのクリップでいい感じに固定して吹き飛んだバリスタを取り外します。

ハンダ吸い取り線を当てながらハンダゴテで温めると

こんな感じにキレイに半田除去出来ます。

右がサージ電流で吹き飛んだバリスタです。

新しいバリスタを取り付けてハンダ付けします。

あのこの樹脂ケースのヒューズも切れていました。



樹脂ヒューズは持っていないのでガラスヒューズで代用です。
これは動作確認したら後でちゃんと取り付けます。

あとプリント基板も焼け焦げて断線していたのでスズメッキ線で繋げました。
これで動作する筈ですが・・・充電できませんでしたorz
とりあえず基盤の両面を観察して



回路図を書き起こしました。
電源入力部分の保護回路はヒューズと温度ヒューズとバリスタの3つで保護されていて、
その後半波整流回路で直流に変換して、トランジスタを使った発振回路を通して、送電コイルに電気を流していました。
ワイヤレス充電器はコイルに高周波交流を流すのが一般的ですが、これは直流共鳴方式かな?
とりあえずテスターでチェックランドをチェックした限り故障している部品はありませんでした。
う~ん、なんだろう?
こういう時にオシロスコープがあればいいんですけどね。
タイムセールで3000円の1chオシロスコープがあったんですけど、液晶モニタが壊れたらアウトなのでUSBでPCに接続するタイプのが欲しいなぁ・・・
USB接続の2chオシロスコープ購入しようかな~
いや、新しい子機充電器を買えばいい話なのですが、4000円もするんですよね~。
使われている部品を見る限りコストのかかる部品は見当たら無いので原価率が結構エグいですよコレw
だから絶対に新しいのを買わないで修理しますw