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駿河屋で中古Kinectアダプターを購入したら

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駿河屋でKinectV2用変換アダプターの中古品が1300円で売っていたんですよ。
KinectAdapter_1.jpg
KinectV2用変換アダプターなんてUSB3.0延長ケーブルと12VのACアダプターがあれば自作出来るのですが、1300円なら安いと思ってポチってしまいました。
そもそもV2用の変換アダプタは持っているので別に困っていないのですが、生産終了しているので安く買えるなら買っておきたいので。

そして開封してみたらびっくり
KinectAdapter_1.jpg
・・・これ新品ですやんw
あの、ケーブルのワイヤを解いた形跡が無いし、アダプターにペリペリシールがついています。
まぁペリペリシールは取らないで使用している人がいるので、ペリペリシールが残っていても使用済みの場合はありますが、
Kinect専用コネクタの変換をするケーブルは絶対に使用する必要があるので、これが未使用という事は完全に未使用品です。
駿河屋でXBOX関連の中古品を購入するとたまに新品が送られてくる事があります、多分・・・日本でXBOXが不人気過ぎて誰も買ってくれないから転売屋にターゲットにされ難いものは在庫処分に困っているんでしょうね。

というか・・・昔の海外のPCソフトみたいに箱が大きくて中身がスカスカw
この箱の中にKinectV2を入れて保管できそうなくらいスカスカですが、仕切りが邪魔でギリギリ入りませんでした。
でも仕切りを取ればKinectV2とアダプタを一緒に保管できます。

ちなみにこの新古品と思われるKinectV2アダプターは、このまま大切に保管しましたw
いざという時になったら使わせて頂きます。

Kinect Oneを新しいPCに接続したら

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Kinect Oneを新しいPCに接続したら
KinectUSB3e_01.png
USB Controllerが警告マークで、
接続が頻繁に切れたり、深度と色のベリファイがNGになったり警告マークになったりで不安定。
新しいマザーボードのUSB3.1端子と相性が悪いのかも?
PCIeのUSB3.0ボードを使用しないと駄目なのかな?
と思ったのですが、

KinectUSB3e_01.png
単純に変換アダプタが逆さまの状態では接触不良だったみたいで、変換アダプタのLEDが上向きになるようにしたら、接続が安定して使えました。

動作も軽くて新しいPCとGTX970の恩恵かな?
と思いながらタスクマネージャーを見たら
KinectUSB3e_01.png
内蔵GPUで楽勝で動作しとるやん!!
動作の軽さはDirectX12のお陰?
いや、CPUの論理コアが8コア以上必要だったからHaswell世代のCore i5の論理コア4つではまともに動作しなかったっぽい。
第4世代のCore i5とGTX750Tiではカクカク動作で使い物にならなかった。
6年前はKinectOneを動作させる為に要求されるPCスペックが高過ぎた。
でも第10世代のCPUと内臓GPUでこんなに余裕しゃくしゃくになるなんてw

まともに動作するので色々触ってみたら深度センサーの凄さを実感しました。
部屋を3Dスキャンして、深度情報を3D情報のように回転出来るのが楽し過ぎてグルグル回していましたw
あと初代Kinectと違ってプロセッサーを搭載していないので、KinectOneの起動待ちが不要なのも良いですね。
電源を入れて接続したら直ぐに使えます。
その代わり初代Kinectと比べてCPUへの負担が増えますが、論理コアが12コアもあるCPUなら余裕です。
XBOX ONEに接続すると負担が大きいみたいですけど・・・

ただ問題なのは・・・KinectOneは製造終了していて、UE4のプラグインも無料のものは4.20までしか対応していない事。
プラグインにソースコードが添付されていないので、4.27用にソースコードを修正する事も出来ず、プラグインを自作するしか無い状況。
一応有料プラグインが売られていたのですが、ソースコードが付属しないのなら開発者が更新しなくなった途端にゴミ化するので、ソースコードが欲しい。
やっぱりプラグインを自作するしか無いですね。プラグイン自作したら無料公開します。需要は無いと思いますけどw

というかこの時代にKinectOneを使っているのはUbiソフトのJustDance2022くらい。
JustDance2023からKinectOne非対応になるので、KinectOneは本当に開発者がいなくなりますね。
いや、ここに一人います!ようやく開発環境が整って重い腰を上げてSDKをインストールし直したレベルの弱小開発者ですがw
それにしてもKinectに関する開発資料が少ないorz



モーションキャプチャーソフトのBrekelとiPi Soft

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Kinectを使ったモーションキャプチャーソフトでBlender等で使用出来るにFBXでエクスポートしたり、UnityやUnrealEngineへLiveストリーミング出来るソフトについて。

iPi SoftはiPi RecorderとiPi Mocap Studioの2つのソフトが必要。
https://www.ipisoft.com/download/
iPi Recorderでキャプチャーし、iPi Mocap Studioでキャプチャーデータを分析してスケルトンにリギングします。

iPi Recorderは無料で、Steamにも公開されています。

サポートしているカメラは
Sony PlayStation3 Eye / Logitech C922
Action cameras
Azure Kinect
Kinect 2 for Windows / Xbox One
Kinect for Windows / Xbox 360
Intel RealSense D400 / L500 series
と幅広いです。

サポートしているモーションコントローラーは
PlayStation Move
Wii Remote with MotionPlus
Wii Remote Plus, with integrated MotionPlus
なんとWiiのコントローラーが使えます。

しかもカメラ2台使用が可能でカメラを前後に配置すると、正確な深度を取得する事が可能になります。
更にモーションコントローラーを使用すると、手に持っている武器の角度等を正確に取得する事が出来ます。


iPi Mocap Studioは有料でライセンスによって195~995ドルと価格が違います。
カメラを1台しか使用しないのであれば195ドルのExpress版で十分ですが、
カメラを2台以上使用して同期させるには695ドルのBasic版が必要になります。
カメラを4台以上使用して同期させるには1995ドルのPro版が必要になります。
体験版はフル機能使用可能ですが30日制限があります。

Kinect v2は高性能なGPUが必要で、GTX750Tiではカクカクでしたので2台使用は相当高性能なGPUが要求されます。
初代Kinectならプロセッサー内蔵なのでPC側に要求されるスペックはそれほど高くないです。





BrekelのBrekel BodyV2について。
https://brekel.com/body_v2/



iPiと違ってリギングソフトは無いので、UnrealEditor等で別途リターゲットする必要があります。

価格は125ドル。
体験版は記録時間10秒制限、ライブストリーミング不可能、100回まで使用可能の制限有り。
センサーはKinect v2(XBOX ONE用のKinect)。
Azure KinectとIntel RealSenseの深度センサーも使えるみたいですが、公式サイトには記載されていませんでした。



またBrekel Face v2というソフトが別途ありフェイスキャプチャーが出来ます。
https://brekel.com/face_v2/



価格は125ドル。
体験版は記録時間10秒制限、ライブストリーミング不可能、100回まで使用可能の制限有り。
センサーはKinect v2(XBOX ONE用のKinect)。

KinectはTVの上に置かないほうが良い理由

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Kinectはなるべく高い所に配置しますし、TV用マウントも売られているので、TVの上に置いてしまうと思います。

でもTVの上は止めた方が良いです。
理由は、TVの排熱をモロに受けるからです。

客間にある40インチTVの上にKinectを配置して、姪にKinectのゲームを3時間やらせた後にKinectを触ってみたら、物凄く熱くなっていました。
TVの排熱口は上についているので、その上にKinectを置くとその排熱で加熱し続けられていました。
もしTVの上に置くなら、TVの排熱を直接受けないように導風板を設置した方が無難です。

XBOX_KinectTrio.jpg
写真では21.5インチのモニタの上に置いていますが、これはLEDバックライトモニタでしかも輝度を半分に減光して使用しているので、消費電力が18wも無く排熱もかなり少ないです、なので排熱でKinectが加熱される事はありません。

Kinectはもう製造していなくて貴重なので大事に扱わないとですね。

Kinectマニアです・・・えっΣ(゜Д゜lll)エッ!?

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どうもKinectマニアです・・・えっΣ(゜Д゜lll)エッ!?

Kinectが製造中止になって結構時間が経ったこのタイミングで、
ちょっとKinectを用いたアプリを作成でも作成しようかと思ったので、ちょっと自慢のKinect達(もはや忘れされられているどころか存在すら知らない人が多いでしょうけど)の紹介でもしようかとw

Kinectはマイクロソフトが開発したXBOX360の周辺機器でモーションキャプチャが出来る装置です。
正確にはイスラエルの3Dセンサーのベンチャー企業の3DVとPrimeSenseの2社に競争させるように開発させて、結局PrimeSenseの方を採用して、後に発生するかもしれない特許権のリスクを考慮して採用しなかった方の3DVは会社ごとマイクロソフトに買収されました。日本の企業だったら考えられない豪快さですw
今現在PrimeSenseはアップルに買収されて、iPhoneの顔認証技術で活用されています。
やっぱりこういう面白い仕事をするのはベンチャー企業なんですよね。
iPhoneの顔認証技術もマイクロソフトがKinectを開発しなかったら生まれなかったかもしれない(生まれたとしても、もっと時間がかかったかもしれない)と思うと、このKinectの誕生って色々と世界を変えた存在なので貴重なものですよね。

あとKinectとXBOX360間のデータが暗号化されていなかった事で、ユーザーがデータ解析を行いXBOX360以外でKinectを用いた面白いアプリが作られたのも話題になりました。
マイクロソフトはこの行為を認めていませんでしたけど、暗号化しなかったのは実はわざとなんじゃ・・・
このKinectハックが流行った事が要因か分かりませんが、マイクロソフトからKinect for Windows SDKという開発ソフトが無料公開されて、更にパソコン用のKinect for Windowsが発売されました。

ちなみにKinectV1はSDK1.8が使えます、SDK2.0では使えません。
KinectV2はSDK2.0が使えます。
KinectV1を使って開発する人はSDK1.8をインストールする必要があります。

Kinect for Windows SDK v1.8
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=40278


Kinect for Windowsはパソコン用ですが、コネクタはKinect用AUXのままでした、理由は簡単でKinect用コネクタは12V電源を必要としていた為、USB端子だけでは動作出来ないからです。
多分、赤外線プロジェクタが一番電気を使いそうなので、そこに12Vが必要だったんじゃないでしょうか?

XBOX_KinectTrio.jpg
 ■XBOX360用のKinectV1と
 ■Windows用のKinectV1と
 ■XBOX ONE用のKinectV2
の3タイプあります。


現行でAzure Kinectという法人向けのものがありますけど、凄い高価です。



機能面で言えばKinectV2の方が良いのですが、KinectV1と違ってXBOX ONEやPC側に掛かる負担が非常に大きいです。
PCで使用する際に必要な環境が、
・64bitプロセッサ
・3.1GHz以上で2コア以上のプロセッサかそれ以上の性能のプロセッサ
・USB3.0
・DirectX11以上に対応したGPU
・Windows8以降のOS

の為、最新のゲームもプレイ可能なPCで使ってみても処理が非常に重く感じました。
理由は単純で、ただ高性能だから処理が重いというわけでは無く(それもありますが)、
KinectV2は内蔵プロセッサが無いため、接続した端末に全て処理をさせているからです。
KinectV1は内蔵プロセッサが処理を行っている為XBOX360やPCに掛かる負担が小さく、
PCで動作させても非常に処理が軽いです。

これを考慮するとKinectV2は実はコスパが悪いのでは無いか?
逆にKinectV1は価格の割に高性能なんじゃないか?
と思えます。
KinectV2の流通量が少ないのは、プロセッサ内蔵させなかったからじゃないでしょうか?
いや・・・単純にXBOX ONEでKinect対応ソフトがあまりに少な過ぎたのと、KinectV1があまりに売れ過ぎてお手軽にモーションキャプチャが出来る装置の需要が満たされてしまったからかもしれませんけど。

KinectV1のXBOX360用とWindows用の違いは
XBOX_KinectTrio.jpg
見た目は前面のエンブレムが異なります。
機能面での違いは、
Windows用はNearモードが使えて、ランタイムが使えて、XBOX360に接続しても使えません。
XBOX用はNearモードが使えなくて、ランタイムが使えませんが、SDKをインストールすればPCでも使えます。

あとWindows用は商用利用可能なので、XBOX360以外用の開発したアプリを商用利用可能です。
KONAMIのDanceEvolution ARCADEが、Windows 7 EmbeddedとKinect for Windowsを採用したのはこの為でしょう。
konami_danevoac.jpg
まぁ個人開発で商用利用しない人にはKinect for Windowsは必要無いかもしれませんね。
ランタイムが無くてもSDKをインストールすればXBOX用のKinectがパソコンで使えますからね。
マイクロソフトはXBOX用KinectをPCで使う事は認めていませんけど・・・

XBOX_KinectTrio.jpg
コネクタは同じKinect専用AUX端子です。
実はこのAUX端子はUSB2.0に12V端子を追加しただけものです。

XBOX_KinectTrio07e.jpg
XBOX360SとXBOX360EにはKinect専用端子がありますが、旧型のXBOX360にはありません。



XBOX_KinectTrio.jpg
パソコンや旧型のXBOX360に接続するには、ACアダプタ付きの変換ケーブルが必要になります。
純正の変換ケーブルは入手困難です。

XBOX_KinectTrio.jpg
単純にUSB用信号と5V電源と、12V電源を分離させただけの変換ケーブルです。

XBOX_KinectTrio.jpg
純正の変換ケーブルのアダプタは12V-1.08A[12.96W]です。
赤外線プロジェクタがあるのでやっぱり消費電力は結構有りますね。赤外線なのでモバイルプロジェクタよりは少ないですけど。
変換ケーブルを自作する人は12V電圧で1.08A以上のアダプタを用意しておけば大丈夫ですね。

ちなみに
USB2.0は5V-500mA[2.5W]で
USB3.0は5V-900mA[4.5W]です
USBだけでは電圧も電力も足りませんね。

中国製で変換ケーブルが売っていますが、作りが粗悪品らしいので純正の変換ケーブルが入手出来ない場合は、社外品を加工するか自作した方が無難です。


ちなみにKinectは地面を検出させないと人間の骨格検出が上手く行きません。
なのでTVやモニタの上に設置するか、三脚用スマホホルダーで固定して三脚の上に設置する等をして高い位置に設置しなければなりません。



モニタの上に設置する為のアタッチメントも売っていますが、
XBOX_KinectTrio.jpg
ダイソーに売っていたクリップで十分です。
このクリップは本当は半田付けする時に線を固定する為に買ったものですけどw

XBOX_KinectTrio.jpg
PCモニタの取っ手部分にクリップを取り付けたらいい感じの土台が出来ました。

XBOX_KinectTrio.jpg
PCモニタの上にいい感じでKinectが乗りました。

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