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せっかくのゲーミングマザーボードなのでファンコンを弄ってみた

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UE4でちょっと重いシーンになるとさすがに内蔵GPUではカックカクになって支障が出てきたので、GTX750Tiを搭載しました。
ビデオカード搭載してPCケース内部が熱くなったので、サイドファンに爆音ケースファンを取り付けて文字通り爆音になりました。

だがしかし。
Z490はゲーミングマザーボード!
ゲーミングマザーボードは無駄に機能が沢山あります。
その中でも
Z490_FanCon_01.jpg
DC制御可能なシステムファンが6つも搭載出来て、個別に制御出来るという有り難い機能が搭載されています。
ちなみにDCとPWMの切り替え可能なので、PWN制御(線が4本)のファンでも対応可能です。

Z490_FanCon_01.jpg
1500rpmで回っている爆音のファンを選んで、Smart Fan ModeをOnにして、CPU温度によって回転数を変化させるようにします。
ビデオカード真上のファンなのでGPU温度によって制御出来れば良いのですが・・・

Z490_FanCon_01.jpg
40度以下の時は5Vになるように変更。
ファンの仕様を見ると電圧は5~12Vとなっていたので最低は5Vにしておいた方が無難。
多分5V未満でも動作するんでしょうけど、メーカーが提示している範囲外の電圧は使用しない方がw

Z470_pwmfan.jpg
一応温度ソースを選択出来るのですが、やっぱりGPU温度はありません。
あとPWMファンをDC4.9V設定で試してみたらファンが止まりました、正確にはピクピクしています。
まぁ常時12VでPWM制御するファンなのでそもそも12V以外で動作させようとしているのが間違いですがw

Z490_FanCon_01.jpg
CPU温度が低い時は580rpmまで落ち込みました。
これでPC起動して「ブォォォォーーーーー!!!」という爆音を聞かなくて済むようになりました。
いや、あの音も聞き慣れると気にならなくなるんですけどねw
ただ、夜中に電源を落とした時に襲ってくる静寂によって、「やっぱり爆音だったんだ~」と再認識しますw

これからは高負荷がかかった時だけ爆音になります。
地味にゲーミングマザーボードは便利ですね。
オーバークロックはしませんけど、というかOC出来るCPUじゃないのでOCは関係ありませんけどw

一体型PCのストレージ熱対策[Optiplex9020AIO]

emotionサイトトップ > 熱対策 >一体型PCのストレージ熱対策[Optiplex9020AIO]

9020AIO2_20.jpg
ただでさえ熱のこもりやすい一体型PCなのに、電源とCPUの間という熱源に囲まれた最悪なレイアウトに配置されているストレージなので、特に負荷をかけたわけじゃないのに55℃になります。
HDDなら死亡フラグですw

まぁSSDなので大丈夫なのですが、SSDでも50℃未満をキープしたいです。
Optiplex9020AIO_OutSSD01.jpg
一体型PCはSATA電源ケーブルが特殊なので長いものに交換できません。

Optiplex9020AIO_OutSSD01.jpg
背面カバーを削ってSATAケーブルを外に出します。

Optiplex9020AIO_OutSSD01.jpg
SSDを背面に設置して使用しようと思いますw
Optiplex9040 AIOもこの辺にストレージを移動しています

Optiplex9020AIO_OutSSD01.jpg
ケーブルを通す為の穴を開けました。

Optiplex9020AIO_OutSSD01.jpg
SSDマウントを固定する為の穴を開けます。

Optiplex9020AIO_OutSSD01.jpg
タイラップでSSDマウントを止めてSATAケーブルを繋げます。

Optiplex9020AIO_OutSSD01.jpg
SSDの温度は最大40℃まで下がりました。
室温は32℃程でした。

SSDを外に移動しただけで15℃も下がるならやった方が良いです。

Optiplex790SSFの熱対策

emotionサイトトップ > 熱対策 >Optiplex790SSFの熱対策

スリムケースPCにとって厳しい季節がやってきました。
DellのOptiplex790SSFは国内メーカーのスリムケースPCよりエアフローが考えられた設計(国内メーカーのスリムケースはエアフローより静音性重視している為、エアフローは最悪)ですが、
optiplex790_coolhdd1.png
HDDはどうしてもエアフローの恩恵を受けない配置になってしまう為、室温33℃の部屋で使用するとHDDの温度は45℃にまで達します。

スリムケースはファン増設出来ない為、外から風を当てたりしなければならないのですが、HDDを冷やすには難しかったりします。
optiplex790_coolhdd1.png
という事で、使用しないDVD-ROMドライブを取り外し、HDDの上に銅(10円玉)を置いて熱を伝わりやすくします。

optiplex790_coolhdd1.png
その上にHDD冷却ファン(昔購入したものなので同じものは入手不可能)を設置します。
スリムPCはSATA電源しか無いので、ペリフェラル変換してHDD冷却ファンに使用します。



optiplex790_coolhdd1.png
最後に、スリムケースのサイドカバーを外して、代わりにノートPC用のアルミスタンド(ファン付きスタンドでも良いかもしれません)を置きます。
アルミスタンドは斜めになるように配置して、その隙間からUSBファンで送風します。
アルミスタンドに穴が空いているので、水平に置いてその上にUSBファンで送風する方法もありますが、PCのエアフローが良くないせいか、HDDの温度が下がりませんでした。
アルミスタンドを斜めに置いて、空気が良く流れるようにした方がよく冷えました。



optiplex790_coolhdd1.png
結果、
HDDは45℃→39℃ (-6℃)
ファンレスGPUは59℃→43℃ (-16℃)
CPUは54℃→43℃
になりました。
CPUは負荷状態によって数秒で温度が上下するのであまり当てになりませんが、
HDDの温度を下げる事が目的だったので目標達成出来ました♪

富士通LIFEBOOK P771/Cの分解清掃・CPUグリス塗り直し

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今回の犠牲者は
lifebook771CL.jpg
法人向けに販売されているラップトップの富士通LIFEBOOK P771/Cです。

ちょっと負荷を掛けたら・・・
lifebook771CL.jpg
CPUの温度が100℃になってました。
CPUのヒートシンクを触ってみたら火傷しそうな程の爆熱になっていました。

CPUが爆熱Core i5とはいえ、これはちょっと異常です。
以前デスクトップPCでもCPU温度が99℃になった時はCPUグリスを塗り直したら解決したので、
ラップトップももしかしたらCPUグリス塗り直しで解決するかも!?
と思ったので、PCが壊れる前に分解してCPUグリスの塗り直しです。
あと、気温が34℃超えしていて、HDDの温度も最大で53℃に達していたので、ついでにHDDの温度対策をします。

lifebook771CL.jpg
元々、熱対策の為にキーボードは取り外してアルミ板を剥き出しにしていました。

lifebook771CL.jpg
ヒートシンク付近のファンがフレッシュエアーを吸えるように、ファンカバーも外したままでしたので、ホコリが結構溜まっていましたw

lifebook771CL.jpg
まずはバッテリーとHDDカバーを取り外します。

lifebook771CL.jpg
HDDカバーを取り外したらフィルムケーブルのコネクタを取り外します。

lifebook771CL.jpg
ストッパーは無いので、普通に上に引き抜くだけで外れます。

lifebook771CL.jpg
ネジを取り外します。(取り外すネジの箇所はもうちょっとあったかもしれないので、後で確認しますw)

lifebook771CL.jpg
前面に戻ったらアルミ板上にある2本のネジを外します。

lifebook771CL.jpg
続いてタッチパッドと操作パネルに繋がっているハーネスを外します。
スピーカーに繋がっているケーブルのコネクタは・・・とりあえずそのままです。

lifebook771CL.jpg
タッチパッドのフィルムハーネスは脇に茶色のストッパーがあるので、ストッパーを手前に引いてロック解除します。
何度も言いますが、以前派遣社員がストッパーの存在を知らず無理やりフィルムケーブルを引き抜いて破損させた事がありますw

lifebook771CL.jpg
ストッパー解除するとフィルムケーブルがスルっと外れます。

lifebook771CL.jpg
次は操作パネルに繋がっているフィルムケーブルも同様にストッパーのロックを解除してフィルムケーブルを抜きます。

lifebook771CL.jpg
最後にスピーカーに繋がっているコネクタですが、コネクタに溝が無いのでコネクタが抜けません。
配線を摘んで無理やり引き抜く事も出来ますが、配線が抜けそうだったので諦めました。

lifebook771CL.jpg
上カバーを浮かせてみると、スピーカーが見えるのでスピーカー自体を取り外します。

lifebook771CL.jpg
配線はテープ止めされているのでテープを外します。

lifebook771CL.jpg
スピーカーを止めているネジを外すと簡単に外れます。

lifebook771CL.jpg
これで上カバーが外れてマザーボードが見えるようになりました。
薄側ラップトップと違ってカバーに大量のツメがあるわけじゃないので、カバーの取り外しは非常に簡単です。
まずはメイン基板に止まっているネジを2本外します。
(てゆか2本しか残っていないw)

lifebook771CL.jpg
続いてディスプレイに繋がっているハーネスを取り外したかったのですが、上手く外れない・・・
なので外すのは諦めました。
マザーボードを外す時に一緒にディスプレイを外すことにしましたw

P771C_filmcable_remove01.jpg
コネクタに黒いストッパーみたいなものがあったのでそれを解除しないと外せないと思っていて、そのストッパーが動かなかったので諦めていましたが、実はストッパーでも何でもありませんでした。
コネクタを真上に引き抜くと外れます。

lifebook771CL.jpg
右側のサブ基盤に乗っているPCIカードの配線を外します。
この配線は上に引き抜くだけで外れます。

lifebook771CL.jpg
USBカバーのネジと、サブ基盤の2本のネジを外します。

lifebook771CL.jpg
D-SUB端子のネジも外します。

lifebook771CL.jpg
5mmの六角ソケットで外します。


lifebook771CL.jpg
これでサブ基盤が外れます。
ちなみにサブ基盤に繋がっているフィルムケーブルは外し方がちょっと分からなかったので、フィルムケーブルをつけたまま基盤を外しています。

lifebook771CL.jpg
もう一つのサブ基盤のフィルムケーブルは上に引き抜くだけで外れたので、こちらはフィルムケーブルを外して基盤はそのまま残しました。

P771C_filmcable_remove02.jpg
もう片方のフィルムケーブルも上に引き抜くだけで外れます。
固くて抜けないと躊躇してしまいますよね。

lifebook771CL.jpg
これでマザーボードとサブ基盤が取り外せるので、ディスプレイを止めているネジを外します。

lifebook771CL.jpg
右側のディスプレイ用ネジも外します。

lifebook771CL.jpg
ディスプレイと一緒にマザーボードとサブ基盤を丸ごとごっそり取り外せました。

lifebook771CL.jpg
マザーボードを裏返してCPUファンを取り外します。

lifebook771CL.jpg
CPUのヒートヒンクを止めている3本のネジを取り外します。

lifebook771CL.jpg
わ~www
綺麗に拭き取りますw

lifebook771CL.jpg
ヒートシンク側も綺麗に拭き取ります。

lifebook771CL.jpg
いつものシリコングリス君の登場です。


lifebook771CL.jpg
いつものように薄く伸ばさずに、ちょこんと盛るように塗ってヒートシンクを取り付けます。
あとは元通りに組み上げるだけです。
勿論、組み上げる時に各部に付着したホコリを綺麗に取り除きました。


~~~~おまけ~~~~
lifebook771CL.jpg
マザーボードを見ていたら、銅のヒートシンク部分の場所にスペースがありました。
実はここはグレードの高いLifebookの場合、HDMI出力端子が搭載される部分なのですが・・・
P771/CはHDMI出力端子が無いので空きスペースがあったんですね~。

lifebook771CL.jpg
いざという時に銅のヒートシンクにアルミのクチバシクリップを取り付けたら、お手軽にヒートシンク拡張出来るのでは?

lifebook771CL.jpg
上カバーを見てもちょうど樹脂の部分をカットしたらクチバシクリップを挿入出来るスペースが出来そうです。

lifebook771CL.jpg
カットする場所を鉛筆で印をつけて・・・
ついでにCPUファンがより多くのフレッシュエアーを吸えるようにアルミ板もカットする事にしました。
ちなみに下のケース部分はスチールっぽいのでカットするのが大変そうなので、上カバーの樹脂部分カットする事にしました。

lifebook771CL.jpg
アルミ板をカットしてCPUファンが見える状態にしました。
これで吸気効率がかなり上がったと思います。

lifebook771CL.jpg
クチバシクリップも挿せるようになったので夏はこれでヒートシンク拡張出来るようになりました。

lifebook771CL.jpg
更におまけで、ヒートシンクとスチールケースの間に銅の10円玉を挟んで

lifebook771CL.jpg
HDDクーラーを取り付けました、なんと斬新なガムテ止めwww
ちなみに10円玉はHDD用ヒートシンクにも接触しています。
スチールケースとHDD用ヒートシンクにも熱が伝わります。
ついでにHDDにもファンの風があたります。
(ちなみにかなり昔に購入したHDDクーラーなのでAmazonで検索したら同じものはありませんでした)


lifebook771CL.jpg
ちなみにこのファンは12V電源なので・・・USBの5V電源を使いました。
まぁ電圧が低いとファンの回転数が落ちるだけなので5V電源で十分です。
単純に余っているUSBケーブルをカットしてペリフェラル端子に繋げましたw

lifebook771CL.jpg
宙に浮かせないと吸気が出来ないのでACアダプタの上に載せました。

で、その結果!!
lifebook771CL.jpg
CPUは最大97℃まで逝きましたorz
3℃下がったけど・・・あまり意味がなかった!?
でもHDDは最大で45℃で落ち着いて50℃超えする事は無くなりました。

う~ん、CPUを爆熱Core i5-2520MからCore i3-2310Mに換装した方が良さそうな気がしてきた・・・

てゆかこのラップトップはCPU換装出来なさそうだった気が・・・www



追記
グリスを塗り直して熱対策してから1ヶ月経過しました。
今までは週に1,2回はブルースクリーンで落ちていたのですが、ブルースクリーンにならなくなりました。
今までブルースクリーンで落ちていたのは熱暴走対策でダウンさせられていたのかも?
とりあえず今回の対策は効果があったという事でw
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