ASUSの4Kモニター PB287Qを購入しました。
TNパネルの訳有りジャンク品で割引クーポン使用して送料込みで4900円でした。
TNパネルのジャンク品4Kモニターは5千円前後で入手可能なので狙い目です。
ちなみに
4K表示はDP1.2で60Hz、HDMI1.4で30Hzまでです。

訳有りの理由は垂直線が入ってしまっている事。
この手の不具合はソースドライバーのCOFの接触不良の可能性が高いので修理可能の確率が高いので、安く入手出来たのはラッキーでした。

垂直線は真っ暗な画面では目立ちますが、普通に使用している時は余り気にならないのでこのまま使っても別に良いレベルです。
それにしても4K解像度でUE4を使用すると快適です。
UE4はブループリントと各エディターウインドウが沢山立ち上がるので、頻繁に画面を切り替えるのが地味に時間のロスです。
4K解像度で画面切り替えが不要になったので本当に快適になりました。

ただ白背景だと文字が白飛びして見え難いです。
TNパネルだからというのもあるかもしれませんが、真正面で10°くらい下の角度から見ないと白背景の文字は見え難いです。
写真では分かり難いのですが、肉眼で見るとかなり白飛びしています。
ちなみにモニター輝度は最低にしています。

BenqのIPSパネルを使用しているGW2283と比べると・・・写真ではあまり変わらないように見えますが、肉眼で見ると白飛びしています。
GW2283のモニターが黄ばんで見えるのは色温度調整で青色を抑えているからです。
PB287Qのモニターも同じくらい色温度調整で同じくらい青色を抑えているのですが、GW2283の方が相対的に黄色に見えるという事はやっぱり気のせいじゃないという事ですね。

ちなみにNECのTNパネルを使用しているAS223WMですが、こちらは文字が見難いという事はありません。
カメラ越しに見ると分かるのですが、走査線っぽいもの(実際は走査線では無くLEDのPWM調光によるフリッカー)がかなり見えます。
PB287QとGW2283は
フリッカーフリー技術(DC調光)が採用されているのでカメラ越しでもフリッカーが見えません。
フリッカー対策されていないLEDバックライトモニターで輝度100%未満で使用している人は、フリッカーで目が疲労するみたいなのでで要注意。
かと言って輝度100%は別の要因で目が疲労しますけど。
古いモニターでレースゲームをプレイすると異様に目が疲れるのは、目に見えないレベルのチラツキが原因かも?
あと気になったのはダークの背景にポップアップメニューを表示すると、
ポップアップメニューの左半分が暗くなる事。

これが通常時。

ポップアップメニューを表示すると、ポップアップメニューを含んだ左側全体が若干暗くなります。
中古品だからかもしれないので、新品でも同じ現象が起きるのかは不明です。
メニュー表示する度に暗くなったり明るくなったりするので、かなり気になります。

アップにしたらちょっと分かり難いかもしれませんが、肉眼では境目がハッキリ見えます。
モニタースタンドは昇降・回転機能付きです。

このスタンドの良い所は、DELLみたいに専用設計では無く
汎用的な形状でVESA対応という事です。
要するにこの
スタンドは加工不要で他モニターにも使えるという事です。
これから分解してCOFの接触不良を直したい。

ベゼルのあるタイプなので液晶パネル面を上にして、ベゼルを外す必要があります。

外周を見回したのですが、ベゼルに隙間が全く有りません。
ASUSのロゴがある所にわずかに隙間を見つけたので

精密ドライバーを挿し込んで隙間を広げて

マイナスドライバーを挿し込みます。

なかなか爪が外れず苦戦してベゼルがボロボロに

モニターの下側は裏側に何があるか分からないので、ベゼル左上に穴を開けてベゼルを持ち上げる為の隙間を作ります。

この穴にドライバーを挿し込んで持ち上げればベゼルに隙間が出来ます。

結局、爪が外れずベゼルは取り外せませんでした。
分解して修理しないと使えないという状態のモニターじゃないので無理しないで諦めました。
海外でASUSのモニターを分解している人の動画を見たら、
液晶パネル側からヘラを入れて内側を持ち上げて爪をバキバキ外していたので、爪は内側にあるのかもしれません。
ただ液晶パネル側から外そうとすると、液晶パネルを傷つけて破壊してしまう可能性があるので敬遠しました。
モニター側で輝度調整や色温度調整したり色々やっても白飛びしていたので、OS側でガンマ調整を行ったら良い感じになりました。