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OS >Windows VistaマシンにLinuxをインストールしてみた
昔、親が購入したWindows Vistaのマシンでキーボードが壊れたから新しいPCに買い換えるという事で、とりあえず貰ったラップトップの(富士通 FMV BIBLO NF70W)があるのですが・・・GPU搭載していないラップトップなので、貰った当時でもVistaの動作がもっさりし過ぎて使い物になりませんでした。
それでホコリを被っていたのですがCPUがCore 2 Duo T5500/1.66GHzなので何か使い道が無いか模索した結果・・・
てゆか当時、Core2Duoは劇的に早くてWindowsXPのマシンで使った時は処理が軽くて驚いたのですが、Windows Vistaの遅さと言ったら・・・まぁVistaが流行らなかったのは当然ですねw
で、もうVistaは既にサポート切れですし(サポート切れ前から使ってませんでしたけどw)、Core2Duoと言っても古いCPUでメモリも1GBしか無いので、Windows10を購入するのは有り得ない。
・・・!!
そうだ!Linuxを導入しよう!
というノリで思いつきました。
Linuxならタダですからねw
てゆかLinuxは高校生の時にインストールした事がありますけど、当時は英語が苦手だったのに全て英語表示でコマンドラインで格闘して、LinuxをインストールしてX Windows Systemをインストールするのに丸一日かかった記憶が・・・
まぁ使いみちの無いPCで消えて困るデータは無い・・・というか既にHDDフォーマット済みなので、弄り倒すのに丁度良いですね。
とりあえずLinuxをダウンロードしなきゃなのですが、
今はLinuxディストリビューションが豊富にあるんですね~。
昔は全て自分でソフトをインストールしなきゃでX Windows Systemを起動出来るまでものすごく大変だったのに、
今は必要最低限のソフトがある程度入っているみたいですね。
Ubuntuとmintがユーザーが多いみたいなので、とりあえずUbuntuを選択しました。
気に入らなかったら他のものを試せばいいだけですからね、色んなOSを試せるのが無料OSの良い所。
まずはUbuntuのサイトでOSのダウンロード

https://www.ubuntulinux.jp/download
・・・ってめっちゃ日本語じゃん!!
”日本語Remixイメージのダウンロード”をクリックして、

メモリが1GBしかないので32bit版を選びました。
isoファイルをダウンロードしたらブートディスクを作成するか、USBブートを作成する必要があります。
まぁ再利用出来るのでUSBブートが無難ですね。
普通にisoファイルをUSBメモリにコピーするだけではブートには使えないので、ブート可能なUSBメモリに書き換える必要があります。
変な所からフリーソフトを入手するのは危険なので窓の杜からRufusというソフトをダウンロードしました。
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/rufus/
Rufusはインストール不要でexe実行で直ぐに使えます。

”ブートディスクを作る”の右側にある”FreeDOS”が選択されているリストを”ISOイメージ”に変更します。
”ISOイメージ”のリストの右側にあるアイコンをクリックして、対象のファイルを選択します。

勿論、先程ダウンロードしたUbuntuのisoファイルを選択します。

準備が出来たら”スタート”ボタンをクリックしてブート可能なUSBメモリを作成します。
今度はPC側の設定です。

BIOS画面を開いて、ブートの優先順位を確認します。
フロッピードライブが付属するくらい古いPCはUSBブート出来ない可能性があります。

このPCはUSBブート可能みたいです。
USBブートが出来ない場合は、DVD-Rに焼いた方が無難です。

ブートの優先順位の先頭にUSBメモリを移動します。
USBメモリをPCに挿して再起動したら・・・
・・・
・・・
起動しない(´・ω・`)
起動メニューを開くと、

USBメモリが認識されていない・・・
再びBIOSを開くと

・・・USBメモリが外付けHDDとして認識されていましたw
まぁこの当時のUSBメモリの容量は128MBくらいまでしかありませんでしたからね、
多分1GB超えの容量はHDDと判断されていたんでしょう。

USB接続関連は全部ブートリストに入れましたw

はい起動出来ました。
てゆか・・・CUIのコマンドラインかと思ったら、インストールの段階からGUIなんですね。
OSが軽いのでインストールしなくても使えるみたいですが、HDDには何もデータが無いのでインストールしますw

無線LANの設定・・・無線LANは使用しないのでこのまま。

インストール時にネット接続推奨みたいですが、接続していなくてもインストール出来るのでこのまま進めます。

HDDの容量もそれほど多くない時代のPCなのでパーティション変更せずにそのままインストールします。

日本語キーボードを選択して、

適当に名前とパスワードを設定。
別にどうでもいいPCなのでパスワード設定しなくてもいいのですが、Linuxって昔からroot権限のパスワード設定が必須だった気が・・・
昔は3回パスワードを間違えると強制再起動されましたけど、動作の軽いCUIなのであっという間に再起動完了していたんですよね~w

えっ!?終わり!?
インストール完了しました。
”次へ”ボタンしか押してなかったような気がw
昔、LinuxってインストールしてGUIインストールして動作するまでが大変だった記憶しか無かったのですが、
今は優秀なディストリビューションのお陰で全く知識が無い人でも簡単にインストール出来るくらいの敷居が低くなったんですね。
Linuxなんてパソコンマニアかハッカーかサーバー運用者しか使わないOSというイメージでしたけど、今は一般の人も気軽に使えますね。
試しに表計算ソフトを立ち上げてみると・・・
めっちゃ処理が軽い!!
勿論Vistaと比べてですけどw
古いPCなのでビックリする程速いというワケではありませんけど、VBAやWindowsAPIを使わないプログラミングやAdobeのソフトを使わない時・・・要はWindowsじゃないと出来ない作業の時以外はLinuxで良いんじゃない?って思って来ましたw
ネットサーフィンとかだけならLinuxで十分だよねw
メインPCは仕事の関係もあるのでWindows10を使わないとですけど、
サブPCはWindowsを使う理由は無いので、サポートが切れたり処理が思いと感じたら、サブPCもLinuxに移行しようかな?
家に眠っている古いPCにLinuxをインストールして再利用してはいかがでしょう?
てゆか普通の人はネットサーフィンと動画閲覧とメールと表計算(マクロは使わない)程度しかしないんじゃない?
そんな人はWindowsみたいなバックグラウンドで無駄なソフト大量に動いていてが意味も分からず重くて高いOSを使うより、Linuxを導入した方がコスパが良いと思いますが・・・
まぁ普通の人は間違い無く
「えっ!?OSって何っ」
って言うでしょうねw
IT企業の入社したばかりの新卒社員がまさにその回答をしていましたw