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DAW/DTM >CASIO LK301BBのUSB TypeBコネクタ接触不良の修理
CASIOの電子ピアノLK-301BBにはMIDI端子が無くて、MIDI出力はUSBで行うのですが・・・
USBコネクタが接触不良でUSBケーブルを上に引っ張り上げると繋がる状態でした。
・・・これ何か前にも似たような事があった気がする、デジャブ!?
でもUSBコネクタは動いていないので、多分接触部分の端子が接触不良??
ちょっと調べる必要がありますね。

前にグランドループアイソレータと一緒に買ったテスター用ワニ口クリップを使います。

クリップの所に穴が空いているので、テスターの端子を入れる事が出来ます。
ただ、

クリップ部分が邪魔で入らないorz

クリップを一度外して逆にしてみたら

テスターの端子がスッポリ入りました。
ただ、中がガバガバなので

家にあったギボシ端子を使って

ワニ口クリップの穴に入れてみました。

いい感じに使えるようになりました。
というか、これは本来の使い方じゃない気がするwww
まぁいいかw

ダイソーで買ったUSB TypeBを切って作った、USB接触不良検査装置ですw

これで電子ピアノの接触不良を検査します。

検査してみると、白いケーブルの抵抗値がフラフラと触れています。

ケーブルを持ち上げて見ると、抵抗値が安定しました。
他は特に何もしなくても抵抗値は安定していました。
デジタル計のテスターもありますけど、こういう接触不良はアナログ計のテスターの方がいいですよね。
単純に断線チェックするだけなら千円とかの安いテスターで十分です。
ちなみにUSBコネクタのピン配置と色は
Pin番号 | 色 | 内容 |
1 | 赤 | Vbus |
2 | 白 | D- |
3 | 緑 | D+ |
4 | 黒 | GND |
なので、2番目のピンが接触不良になっていますね。

左上が2番目のピンです。
このピンはマイクロスイッチみたいにかまぼこ状になっているので、

隙間に精密ドライバーを挿し込んでピンを持ち上げました。
多分、長年使用し続けてピンが凹んで下がってしまい、接触不良になってしまったんでしょうね。

テスターでチェックしてみると抵抗値が安定しました。
PCに繋げてみると認識してくれました。
良かった~、分解してUSB TypeBのソケット毎交換なんて大掛かりな事をしなくて済んだから。
でもそっちの方もネタになって良かったかもしれないけど、USB TypeBのソケットって需要が少ないせいかソケットの部品が地味に高くて買いたくありません。

ちなみにこのLK-301BBはSDカードに保存したMIDIを再生してくれる機能があって、
チャンネル3とチャンネル4の譜面を読み込んで、キーボードを光らせてくれる光ナビ機能があります。
この電子ピアノも古い代物なのでSDカードは1GBまでのものしか認識してくれません。
1GB以下のSDカードを探すのに大変でしたorz
昔の携帯電話はメモリースティックだったので、容量の少なかった時のSDカードは全然持っていませんでした。
1GB以下のSDカードは貴重で中古価格も結構高いですw

ちなみに液晶が割れていて中央と右上は全く見えません。
かろうじて左上のトーンNoとリズムNoが見えるのが救いです。

PCデスクのキーボードを置く場所に置いていますw
使う時だけ引き出せるのでちょうど良かったです。
ちなみに光ナビはMIDIを使用しているみたいで、光ナビを使っている時はMIDI出力が出来ません。