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GA2ミッション降ろし >ミッション降ろし編①:ボンネットを開ける前にやっておきたい事【E-GA2 シティ】
マニュアル車のクラッチ交換やフライホイール交換やミッションのOHを行うには、当然の事ですがミッションを降ろす必要があります。
(E-GA2に関しては車載の状態でミッションOHできちゃいますけどw)
ミッションを降ろす前にエンジンルームで色んな物を取り外す必要がありますが、ボンネットを開ける前に
先ず最初にやっておいた方が良い事があります!
それはミッションケースに繋がっているシフトフォークシャフトの連結です。

車の下に潜り、シフトフォークシャフトの連結部分を見るとカバーが見えると思います。

カバーを手で外すと、連結部分にピンが見えると思います。
ミッションを降ろすにはこのピンを打ち抜く必要があるのですが、頻繁にミッションを降ろしている人は大丈夫ですが滅多にミッションを降ろさない人は固着気味になっている事が多く、なかなか打ち抜けません。

このピンを打ち抜く為のSSTはありますが、そのSSTは単なる鉄の棒ですw
10mmの長ボルトで代用出来ますw
ただ、長ボルトを手で押さえながらハンマーでひたすら叩くのですが、リフトに上げずにウマをかけて作業していると非常に狭くてうまく手で支えられません。そして誤って手をハンマーで叩いてしまう可能性があるので、私はメガネレンチを組み合わせて使用しています。

前日に5-56をたっぷり吹き付けておきます。
ハンマーは小さいハンマーの方が良いと思います。リフトに上げてハンマーを振るスペースを確保出来る人は大きいハンマーでも良いと思いますが、
ウマ掛けの場合はハンマーを振るスペースが殆どなく、姿勢的にも力が入らないので小さいハンマーで何度も何度も叩きます。

こんな感じでメガネレンチで支えながらハンマーでピンを打ち抜きます。

ようやく抜けましたw
小さい部品なので無くさないようにマグネットトレイに保管しておきます。

ピンが抜けたらシフトフォークシャフトを引いてミッションケースから分離させます。
もう一本のシャフトはボルト止めなのでそっちは簡単に外れます。